森の京都なんたんカレッジ

森の京都「なんたん」エコミュージアム推進事業
(令和元年~5年度)

「エコミュージアム」とは、一定の文化圏を構成する地域の人びとの生活と、その自然、文化および社会環境の発展過程を史的に研究し、それらの遺産を現地において保存、育成、展示することによって、その地域社会の発展に寄与することです。
私たちは、森の京都「なんたん」地域で、先人たちが守り育んできた森・里・川に関わる歴史・伝統とともに新たな価値を創造するエコミュージアムのリーディングプロジェエクトを目指します。
私たちは文化遺産等の地域活性化・観光資源としての積極的に活用します。
「南丹市全体が野外博物館、住民一人ひとりが学芸員」を合言葉に!

人材育成事業 森の京都「なんたん」カレッジ

○公開講座

・一般市民を対象に地域の伝統文化、社会環境の再確認と後継者を育成します。

○地域学芸員養成講座

・地域の住民が自らで文化資源を発掘できる調査研究技術を修得するため、より専門性の高い地域の案内人を養成します。
・地域文化・民俗文化・芸術文化の知識の習得とフィールドワークの実施。

令和5年度テーマ

「千年の都を支えた森の京都「なんたん」の川文化 -由良川と大堰川-」
古代より稲作を行ってきた私たちは、河川と密接に結びついた生活を営み、このつながりは、様々な芸術や文化に豊かで多彩に表現されてきた。そして今、失われつつある川の風景や自然、希薄になってしまった人と川の関わり、消えつつある川と密着した生活など様々な貴重な情報を現代に生きる私たちに示している。千年の都を食材・素材で支えてきた森の京都「なんたん」には、由良川の源流となる美山川や桂川の上流となる大堰川が清らかに流れ、丹波地方からの物資の輸送路として栄えたきた。令和5年度は、森の京都「なんたん」に育まれている、川に関わる様々な歴史・風土の魅力を探る「千年の都を支えた森の京都「なんたん」の川文化-由良川と大堰川-」をテーマに森の京都「なんたん」エコミュージアム推進事業を展開します。

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