日吉町郷土資料館 湖底に眠るふるさとの記憶

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 現在、日吉町郷土資料館では、秋の企画展、「湖底に眠るふるさとの記憶」が開催されています。
 日吉ダムの建設に伴う移転者の離村式から今年で30年を迎え、水没した日吉町天若・中区での暮らしや文化を振り返る企画展です。
 筏流しや鮎とりなどの仕事で当時使われていた道具。そして8年間、集落に滞在し、消えゆく風景を撮影した写真家、新保隆久さんの作品が並びます。
 家族の団らんや談笑する女性など、何気ない日常を切り取った写真は、かつてこの地に人々の営みがあったことを伝えてくれます。
 また、田植えや川遊び、運動会や雪かきなど季節ごとに、展示され、集落の四季折々の魅力を感じることができます。地域の歴史に思いを馳せる展示会は、11月26日まで開催されています。

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