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八木町日置 綱引き神事 伝統を守り かけ声響く
- 2017/1/15
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1月15日の夕方、八木町日置の大送神社で、綱引き神事が行われました。
京都府の無形民俗文化財にもなっているこの神事は、昔、村を荒らす大蛇を通りがかった武士が討ち取った故事にちなむと伝えられています。
前日から降り続いた大雪の中、裃姿の当番組長が、大蛇に見立てた綱に向かって矢を射ります。3発目で、大蛇の目を表す的の真ん中に命中させる習わしです。
そして、住民が鳥居の北と南に分かれて綱引きを行います。7回勝負で、どちらが勝つかで豊作となる作物を占います。
勝負の結果、今年は米が豊作という結果になりました。数百年続くと伝えられる伝統の神事を絶やすまいと、降り続く雪の中、大きな掛け声が境内に響きました。