美山町下区 山城跡を訪ねて 知られざる歴史 掘り起こす

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 11月17日、美山町下区で、地元ではこれまで知られていなかった山城「下村城」の城跡調査が行われました。

 ふるさとの歴史を掘り起こしたいと企画され、住民や歴史愛好家ら11人が集まり、道なき山肌を登りました。案内役は、20年ほど前に下村城を発見したという、山城研究家の高橋成計さんです。

 若狭から海産物を京の都に運ぶ主要な街道が通っていたという下区。街道を見渡せる小高い場所は山城が築城される条件が揃っています。山頂に砦の役割を果たした小さな小屋があり、およそ450年前の戦乱の世に、群雄割拠する武将の緊張関係の中で築城された、と説明がありました。

 また尾根に敵の侵入を防ぐ堀切跡があり、参加者は下村城が実在した確かなあかしを確認しました。

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