美山町殿 法明寺を桜の名所に 桜守に手入れを教わる

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 美山町殿区では、法明寺の桜を手入れし、名所として地域を活性化しようと取り組んでいます。

 3月1日、全国各地の桜を手入れする「桜守」で造園家の、第16代佐野藤右衛門さんが法明寺を訪れました。

 この寺に植わっている樹齢250年を超える桜は、先代の佐野藤右衛門さんが美山町を訪れたときに、「法明寺桜」と名付けた名木です。現在、根や幹が弱っていることから、再生する方法を教えてもらいたいと、美山町殿の神田和行さんが、佐野さんに依頼したものです。

 佐野さんは、木槌で幹をたたいたり、根もとを掘り起こして桜の状態を調べ、木が本来持つ力を使って元気にさせる環境づくりについて助言しました。

 今後住民は、法明寺桜の保全に向けて活動する予定です。

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